私は就職活動している時や、内定後に国家公務員がどの程度お給料をもらっているのか、気にはなっていましたが、退職後だったりする人が少し公開している人が多くて、あまり現役の国家公務員がこういう記事を書いていませんので、個人的に就職活動時期にこんな記事があればよかったと思う感じで書こうと思います。
まず、基本的によく勘違いされる
国家公務員の副業について、他職に比べると制約が多いのは事実ですが、実はやっていいものは少しあります。
・年収500万以下の不動産投資
・株式・FXの投資
・講演・執筆活動
・小規模農業
・家業の手伝い
目安ですけど、以上の項目は基本的にやっていいものとなってます。
もちろん収入が多ければ確定申告等の必要性はでてきます。
私がやっているのは、株式の投資と執筆活動なので問題ありません。
最近では、国家公務員系youtuberがいるぐらいですからね!
ブログを書くことが問題ないとわかったことで本題にもどります。
私の国家公務員としての経歴
年齢 29歳
国家公務員歴 3年目
最終学歴 修士
採用区分 一般職 技術系
年俸 2級8号
技術系となっていますが、給料体系は一般行政職と全く同じなので、参考になるかと思います。ブログとか投資をやっている人は、早期リタイアを目指している人が多いかと思いますが、自分は今のところそのような予定はありません。
安定な職という印象がありますが、企業が早期退職を募集世の中なんですから、国家公務員もいつかなるかもしれませんし、いつか結婚することがあればその時の、資金作りと思って、今は頑張っています。
ブログはその資産作りの一貫で頑張ってます!早く収益化したいものです(笑)
採用時は、大学院卒ということもあり、
(採用初期)
1級33号で採用されました。大卒は1級25号で採用されるので、8号多く採用されていますね。
(採用1年目の1月)
国家公務員の昇給の時期は、1月なので、4月採用だと、9ヶ月なので、通常4号昇給ですが勤務日数が3/4しかないので、3号昇給の1号36号になりました。
(採用2年目の1月)
通常通り4号昇給し、1号40級に昇給しました。
(採用3年目の10月)
1号40級から2号8級に昇給しました
国家公務員の人事評価は、ざっくりいうと
8級昇給 優秀
6級昇給 良好
4級昇給 普通
2級以下昇給 あまりよくなかった
こんな感じですが、実際は、4級昇進が非常に多く、6級が少しいるぐらいで、8級昇進は、総合職がよっぽど実績がいい人じゃないとならないと思いますので、私の人事評価はいたって平凡って感じですね。ブログ記事見てるといきなり6級昇給しましたとかちらほら書いててびっくりです…大体私の周りは、係員ぐらいだと4級が普通ですよ…そういう優秀って書いてる人に限ってすでに公務員じゃないっていうね(笑)
実際のこの級とか号がお給料にどのように反映されているかは以下の年俸表を参考にしてもらえればと思います。
俸給
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1級
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26号
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186,900
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27号
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188,500
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28号
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190,200
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29号
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191,700
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30号
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193,400
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31号
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195,200
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32号
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196,900
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33号
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198,500
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34号
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199,900
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35号
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201,400
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36号
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202,900
|
37号
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204,200
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38号
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205,500
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39号
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206,700
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40号
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208,000
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大体ですが、1級36号から40号に昇給すると、5100円程度月給が増えていることになります。
これに地域手当が加算されます。ここでは地域手当の具体的な話をおいておきます。
都会にいけばいくほど給料があがって最大20%あっぷぐらいに思っててもらえれば十分です。
1年で月給が5000円から6000円程度上昇し、少し所得税が増えるので実際4000円から5000円増えることが一般的です。
この年俸表ですが、秋の国会等で大手企業などの収入に合わせて変動します。
今年の秋の国会では大手企業の業績が回復し、月給が3000円ぐらいあがってましたね
これがいいことに、4月分からの遡及になってたので、4月から11月までの8か月分の差額分の給料を支給されました。3万円ぐらい追加がもらえて、結構うれしかったです!
身バレ防止もかねて、厳密な給料公開はしませんがざっくりですが私の給料を発表します。
私は2級8号なので、基本給が210,800円これに地域手当が15%
242,420円で所得税等の税金を引けば19.4万円程度になります。残業手当乗るので、大体ですが20万超える月が多いですね!人によってはここに住宅手当などもらえるので、23万ぐらいもらえる人も結構いるかと思います。
給料の価値観は人それぞれですが、手取り20万ちょいで、今後も給料が少しずつ伸びていくってのが20代後半の一般的な国家公務員の給料なのかなって思います。
もちろん中央省庁などに勤めた場合は、本省手当20%と業務が多いのでその分の残業代はいただけますので、地方の少し時間のある国家公務員の給料ぐらいだと思ってくれればいいかと思います。